保護中: 妄想と現実

時に、妄想が、現実を生み出すことがある。 人は、考えたことしか現実化しない、ということを知らない。 そして偶然という一言で片付けてしまう。 偶然なんて存在しない。全ては、自分が導いたものなのに、それに気付かない。そう考えると、ある意味、妄想は危険だ。 勝手気ままにできるもの、として重宝はしているが、それが現実化する可能性はかなり高い。 思っていることは実現する、が、思っていないことも実現する。 それは思っている、ということに気付かないだけで、本当はどこかでそれを思っているからであって、やはり、偶然ではない。 だから、気をつけなければならない。 安易に妄想してはいけない。想像してはいけない。 その思考は、一瞬で白から黒へ、思考回路の入口を左右し、思いは現実となるのだ。 彼とはもう、だめかもしれない、などと思ってはいけない。あいつとは気が合わないな、などと思ってはいけない。風邪ひいたかな？などと思ってはいけない。今日の晩御飯はまずそうだな、などと思ってはいけない。洗濯機の調子が悪いかな、などと思ってはいけない。今日は金縛りになりそうだな、などと思ってはいけない。たんすの角に足の小指をぶつけたら、痛そうだな、などと思ってはいけない。 私のように。 2010年02月10日水曜日